今年一番大きな満月であるスーパームーンは5月26日です。
今年一番小さな満月であるミニマムーンは12月19日です。
今年のスーパームーンとミニマムーンとの大きさを比較すると、こんな感じです。
(2021年5月26日と12月19日の満月の大きさ比較 ©NAOJ)
次の図は、2021年の毎月の満月時の地球との距離を表したものです。
(2021年 月の地心距離の変化と満月 ©NAOJ)
今年のスーパームーンは大きいだけではありません。
大きな月が赤黒い月の皆既月食となります。
このスーパームーンと皆既月食が重なるのは24年ぶり、次回のスーパームーン+皆既月食は12年後です。
(皆既月食 ©NAOJ)
日本全国で観察できます。
部分月食中の月の出を楽しめます
(皆既月食の東京時間 ©NAOJ)
山梨県は山に囲まれているので、場所にもよりますが、東京の30分から1時間遅れくらいに月がでてくると思います。私の住んでいる山梨県甲州市の市街地では、東京の50分遅れですから、午後7時27分頃ですね。
部分食の始まりが6時45分頃からですから、山梨では部分的に暗くなったスーパームーンが東の山から出てきます。
(部分月食での月の出 ©NAOJ)
これは、私は初めてですので楽しみです。動画も撮ってユーチューブに投稿予定です。
そちらも、お楽しみに(^^♪!
次の写真は2018年1月31日のスーパームーンではありませんでしたが、皆既月食を撮ったものです。
(2018-1-31の皆既月食の時の写真)
地球の陰でスーパームーン全体が赤黒い色となる皆既月食は、午後8時9分ごろからです。
最大が8時19分ごろ、皆既月食の終わりは8時28分で約20分間の天体ショーです。
但し、部分月食まで入れると、約3時間の大天体ショーとなります。
部分的な月食は資料の通り、9時53分ごろまで続きます。
(昨年のスーパームーン)
ぜひ皆さん、5月26日夜の楽しい天体ショー:スーパームーン+皆既月食、お楽しみ下さい。